時は現代、舞台は東北の山々に囲まれた小さな街・七蔵町(ななくらちょう)

この街にある七蔵神社には小さな伝説が伝えられてきました。

神社にある古びたポストに、逢って想いを伝えたい相手へ手紙を投函すると、その手紙は
毎年12月26日に行われる「恋文祭」の日に灼かれ、その想いは灰となり北風が思い人へと届けてくれる。
そして、きっといつか想い人に逢うことができるだろう……

そんな言い伝えを信じる多くの人が、七蔵神社を訪れています。

 この町で生まれ東京に引っ越していた主人公・秋月誠(あきづき まこと)は、3年前から
恋文祭が近づく頃、生まれ育った街へと毎年帰郷していました。
今年は学園の後輩の冬蔦儚(ふゆつた はかな)が同行することになります。

誠の帰郷を暖かく迎えてくれる幼なじみの綾川佳暖(あやかわ かのん)と
小牧水澄(こまき みすみ)。

七蔵神社を管理する君塚一族の一人娘君塚深姫(きみづか みき)

そして……誠が七蔵神社を訪れた帰り道で出会った記憶喪失の少女柳 雪華(やなぎ ゆきか)

一年ぶりで訪れた故郷の街で新たな出逢いも生まれます。雪深い山間の街を
舞台に誠と5人の女の子が織りなす恋愛物語が始まります。