主人公であるライル達は、魔法学院「トゥインクル・マジシャンズ・アカデミー」で修行中の見習い魔法使いです。魔法の研究と実践が趣味であるライルは、恋人(?)のジェシカと少し退屈ではあるが平和な日々を過ごしていました。そんなある日、学院の命令で出かけたライルは謎の少女・ミントと出会います。このことがきっかけで起こる様々な事件や魔物達の出現で、ライル達の日常は否応なく変わっていきます。本作はライルが遭遇する事件や魔物達との戦いを、仲間の女の子たちと協力しながら乗り越え、未来を作っていく物語です。
■トゥインクルシティーについて
長径6キロ短径3キロの楕円形状をした城壁に囲まれているのが市街地となる。都市の中央部は大きな広場となっており、そこでは常に「市」が開かれ、この地方随一の商業都市となっている。それ故、この街では十分な対価さえ支払えば、およそ手に入らないものはない。この都市の発展の背景に、魔法使いを多数擁する「魔法学院」の存在が都市の治安を高め、商人達が安心して交易を行えます。
■魔法学院(トゥインクル・マジシャンズ・アカデミー)について
学院長を首長に、老師が4人、導師が10人、正魔術師が36人、の合計51人の魔法使いによって組織・運営されている(人数は現在の数であり状況によって変動するが、学院長と老師の数は固定)学院長を首長に、老師が4人、導師が10人、正魔術師が36人、の合計51人の魔法使いによって組織・運営されている学院長と老師達が合議制の執行部となり学院の方針を決めている。決められた方針を運用し実行させるのが導師達であり、正魔術師達は直接の実行部員である。主人公・ライル達「魔法使い見習い」は、まだ正魔術師として認められていない言わば生徒、魔法使いの卵達である。彼らは導師の下に監督され、修行&見習いとして様々な雑務や魔法の知識などを与えられる。そのうちに魔法使いとしての資質と能力を認められることで、導師より「正魔術師」の称号が与えられ、学院の一員として働くことになる。学院の一員となる以外にも、他の国家機関や民間機関などに入ることもある。(ただ修行に耐えられずに学院を辞め、勝手に「魔法使い」を自称してその他組織に属する者も、いないわけではない)正魔術師になると、学院の実行部員として働くため、内務に携わる者でなければ、基本的には学院の外を飛び回ることになる。内務の簡単な書類や事務受付など、正魔術師でなくてもできる作業は、見習いにやらせることもある。
■街の周辺地理について
街のすぐそばをヴィセム川という川が流れています。この川から支流を引き、街に堀を巡らせています。またヴィセム川は、街のほぼ真北で、一旦、堰き止められるような形で湖となっています。 この湖はヴィエス湖と呼ばれています。ヴィエス湖では漁業が盛んであり、そこで採れた魚介類は、街の重要な交易品であると共に食料源にもなっています。 近くに川があるにも関わらず、農業があまり盛んでないのは、ヴィセム川があまり豊かな土壌を山から運んでこないためです。故に、川向こうの森林を切り開いて農地にしようという計画も持ち上がっています。 このヴィセム川を遡っていくと、源流があるセクティオ山に辿り着きます。 セクティオ山は、樹木のほとんど生えていない山岳地帯で、ヴィセム川の源流付近にだけわずかな緑があります。しかし、良質な石材が採れるため、街にはなくてはならない石切場となっています。