父親は政治家、母親は弁護士という家庭に生まれ、幼い頃から厳格に育てられてきた女の子。 常に優秀である事を周囲から要求され、それに応え続けている。撫子でも成績は上位であり学年5位から落ちた事がなく、風紀委員長を務める自他共に認める優等生であり、全生徒のお手本と言う教師も少なくない。 優秀でなければならない、真面目で勤勉であらねばならない、そう自分を造り続けてきた彼女だが、やはり無理は心を蝕み、いつしか捌け口を求めるようになった。 そんな彼女の行き着いた先は……