陽菜:「うくっ……んぐっ……んっ……!」
見下ろすとお互いの性器が重なった場所から、陽菜の初めての証拠の血が流れている。
それだけじゃなくて、ひりひりするような痛いくらいに締め付けてくる感触が、陽菜にとって俺が初めての異物であることを物語る。
でもそれ以上に熱くぬめった感触に包まれているのを感じる。
大翔:「ごめん……陽菜……痛い……よな……」
陽菜:「うん……すっごく痛い……」
大翔:「ご、ごめん……」
申し訳なくて、もう一度謝ってしまう。
陽菜:「でも……」
大翔:「……?」
陽菜:「これが……大翔にあたしの初めてをあげられたっていう……証拠なんだよね」
陽菜:「あは、ちょっと、かっこつけすぎたかな……」
大翔:「陽菜……」